文字の寸法に合わせて正面文字や戒名、家紋等を作成します。
ここでは書体やバランスに注意し、お客様と文字の確認作業をします。
石材の彫刻する箇所にサンドブラスト用のゴムシートを空気が入らないよう貼り付け、文字原稿をゴムシートに写します。
写した文字は熟練した職人の手でバランスに気を付けながら切り込みをします。(家紋、戒名等細かな文字についてはコンピューターによるカッティングでより早く効率的に仕上げています。)
切り込みした箇所のゴムシートをはがし、露出した石の表面に高圧力の空気と共に高硬度の砂状のものを吹き付けていきます。
この作業は文字の深さと交わる線をしっかり区切りきれいに彫り上げることが大切です。
ゴムシートを丁寧に剥がしたら完成です。